前回に引き続き小天守台の石垣塗装などを行っています。0.5㎜プラ板にベースの石垣色を塗り、石垣模様をケガいて塗り分けしています。
ここの石垣の現状は積み直しされていて、本来のパターンが不明ですが、想像で補っているところです。 はめ込んでみるとこんな感じになります。石垣のスキマというのは深く彫り込んでおけば、流し込み塗料は不要ですが、ここは浅いので必要となります。
天守入口横にあたる石塁です、同じように塗装していますが、いまいち石垣に見えないので、いろいろと塗装に変化を加えてみました。ただし、この石垣面も大量に積みなおしされているので、想像の部分が大きいです。
難しいものです。
金明水井戸の南東側の桝形の石組の塗装は次の写真です。実際の写真は上記のとおりで、再現度はいまいちというところでしょうか。曇った日の撮影で、色がよくわかりません。石垣の石の色といっても、光のあたり具合で違うわけでして、理想は晴天の日の写真での色です。角の石はややオレンジかかっているように見えたので、そのように塗っております。
今回もここまでです。