徳川大坂城模型制作記事の続きです。先日仕事を休んで大阪市内へ出かける機会があったので、何度も行ってはいますが、大阪城を再訪してきました。平日なのですいているかと思いきや、大勢の外国人観光客が見学していました。(日本のお城を知ってもらうのはいいことだと思います。)
森ノ宮駐車場から市民の森を抜けて、大阪城天守閣の南東側の玉造口からの登城です。玉造門の東側を守った巽櫓跡に行ってみますと、猫が石垣天端石に寝そべってます。
お?玉造門の門番猫か、カメラを向けると顔をあげて、目の前の柵の上まで来てくれました。ニャでさせてやるよって感じです。背中とか撫でてやるとじっとしています。かわいい奴でした。
玉造門の土塀跡には、立派な石づくりの控柱が残っています。対して、本丸入口の桜門横の土塀の控柱は、下部が石づくりで木の柱をつないでいます。桜門のほうは復元ものでしょうけど、城内でいろいろあったのか、石づくりで統一されていたのか、少し悩みますね。
天守閣にも行ってきましたが、内部の展示では幕末ものがテーマとなっていました。興味はありますが、そこそこに見学して、小天守台の細かい観察に時間を費やしました。いろいろ発見するところもあったところです。それは次回以降に紹介するとして、前回に引き続き、別バージョンの大坂城屋根瓦の試作を見ていただきます。
前回、土塀の丸瓦のピッチについて1/350で0.84㎜としていましたが、訂正します。10個間隔で測ると1間隔が0.83㎜となりました。瓦の重なりは、0.36㎜でなく0.32㎜であろうと思います。(ちなみに、これら数値が正しいとは当ブログは、一切保証しませんので、あしからず)
今回試作したのは、0.5㎜プラ板に0.83㎜の間隔で縦に0.2㎜幅のスジボリをし、それと交差して横方向に、平瓦ということで0.32㎜間隔のカッターでのスジボリを入れました。そして縦の0.2㎜幅のミゾに0.4㎜の丸プラ棒を接着してみました。(とりあえずの冶具で作業したんですよ、細かすぎて目が痛くなりました。)うーん・・・横線の平瓦のスジボリが、いまいち均一になっていないようで、もう少し精度を上げる必要があるようです。